今石川県に来ています

こちらに来ると毎日天気があまりよくない。カラッと晴れることがほとんどないようです。だから洗濯ものはだいたい屋根がついたサンルームのようなところに干してあることが多かったり、ふとんも外に干したりしてないです。なんだかここは空気も人もしっとりしているという感じが私がこの場所に持つ印象です。ここまでの文章を読まれてどのように感じますか?石川県てどこにあるんだろう?とか、金沢かなとか能登半島の方かしらとか思う人もいれば、なぜ石川県にいるの?旅行?というところにポイントをおいて読まれる方もいると思います。ふとんが干せるとか洗濯物がどうとかいつも気にしてる人ならあー石川県て大変なとこだなあと思うだろうし、そんなことより名産品とか知りたいよって思う人もいれば、お肌の乾燥が気になる人や渇いた人間関係に疲れた人は、行ってみたいなーと思うかもしれません。こんな風に短い文章を読んでも読んだ人の頭の中には一人一人まったく違う世界が広がっています。それは育った環境や今どんな状態にいるのかなどが影響していて、どこに焦点をあてているかで違います。同じ場所にいて同じ風景をみていても一人一人の目に映る風景はまったく違うのです。このことが伝えることの難しさの原因だよな〜って思います。伝言ゲームが伝わらないのは、それぞれの人の聞くポイントが違うからですよね。一人一人がそれぞれの世界を持って、それぞれの世界から物事を見て、判断しているということを知ることが伝えることの一歩かなとしみじみ思うし、大げさだけど世界平和への一歩かなって思います
