最近始めた新しいこと!
遠州国学セミナーに通い始めました。
月1回の講座で一昨日で3回目でした
国学っていう言葉は、歴史の教科書でみたことは
ありましたが、どんな学問なのか?と考えたことすら
なかったのです。
でも日本人の源流みたいなものがわかってきて、
面白いなーと感じます。
今すごく暑いですよね
でも暦の上ではもう立秋を迎えて秋なのだそうです。
俳句の季語に秋の夜と夜の秋という言葉があるそうで、
昼間は暑いけど、夜になるとすこーし涼しさが感じられる
というのが夜の秋というらしいのです。
なんだかこの話を聞いて外に出てみるとあー確かに
涼しくなったなと感じるのです。
日本人の独特の感性(チベットやモンゴルの人たちにも
共通するものがあるらしいのですが)を感じられる
言葉使いだなぁと感じました。
日本の気候は本当に24節気通りに移り変わっているのが
とても不思議でしたが、古代の人たちの感覚がそのまま
節目となっているんですね。
夜の秋という言葉も、夜から秋はやって来るんだなーって。
そうやって移り変わりの気配を感じると、1000年前の人も
500年前の人もこうやって肌で季節を感じていたんだなーと
遠い昔の人と一体感が生まれるのです。
和歌や俳句はそんな思いが詰まったものなのだなあと
恥ずかしながら初めて感じました。
先生が松島十湖という俳人が言葉の使い分けが素晴らしいと
話していたのでまた味わってみたいなと思ったりもしました。
浜松は国学者賀茂真淵や俳人松島十湖の出身地。
その感性を味わって、ご先祖様に思いを馳せることも大事だなぁと
感じるのでした