おげんきですか?
昨夜考え事してたらこの本のことをふと思い出しました。
私が小学校のころ「モチモチの木」という話が教科書にのっていて、子供たちの教科書にものっていました。
その作者の斉藤隆介さんという方が書かれたお話です。
きのうはじめてわかったことは、「我慢」には他人のためにする我慢と、自分のためにする我慢とあるということ。
今頃か・・・と思いますが。
ほかの人が喜んだり助かったりするためにする我慢は花が咲きます。それは昇華です。
自分を守るためとかプライドを保つためにする我慢はストレスがたまり、怒りに変わります。そしていつかそれは爆発します。
このお話は山でお花畑に迷い込んだあやという少女がやまんばからその花のことを聞かされます。足元に咲いている赤いきれいな花はきのう妹のために自分の着物を買ってもらうのを我慢したときに咲いた花だと聞かされます。そんな我慢がきれいな花を咲かせるというのを聞いたあやは里に帰ってからも、「あ、今花さき山でおらの花が咲いているな」と思うことがある・・。ということばで締めくくられます。
絵本のストーリーの素晴らしさと滝平二郎さんの絵の美しさが本当にこころにしみこんできます。あやのように自分の花がさいているなとおもえるようになりたいなと思います。