お元気ですか?今日のタイトルも本のタイトルです。
「風邪の効用」と「整体入門」。この2冊の本は野口晴哉さんという方が書かれています。私はこの題名に惹かれて思わず買いました。
本を開くとどちらの本もカバーに野口先生の写真が載っているのですが、これがとても素敵
そして語り口調で書かれているのもまたまた素敵
身体のことをとてもわかりやすく、ユーモラスに書かれていてとても癒される本です。
「風邪の効用」の本の中に身体が鈍くなると(硬くなると)風邪もひけない、というようなことが書かれています。
風邪をひくのは、身体のバランスが崩れたときにそれを整えるためにひくのであり、その感覚が体が硬くなって鈍っている人はバランスが崩れているのを身体が感じることができず風邪もひけないと。そして大きな病気になるまで気付かないそうです。風邪を上手に経過すると身体がすっきりとすると書かれています。私は20年来の花粉症ですが、それは冬から春にかけて身体を整えることのひとつだと思います。くしゃみをするたびに身体がほぐれていく感じがします。花粉がどのくらい飛んでいるかよりも、秋から冬をどう過ごしたか?また夏には十分汗をかいたかなどが影響していると感じます。だいたい身体が整ってくるとすっきりおさまります。わたしにとっては浄化の一種かなと思っています。
「整体入門」は野口先生の身体とこころの相関性や病気との相関性などを観察しつくしたうえでのことが書かれています。生きていくうえで体の使い方や、生活習慣、その基には体の要求の方向の違いにより、体癖分類され研究観察されています。この本を読んでいると人間関係のいざこざというか、「あの人はどうしてこうなの?」とかあまり思わなくなります。整体でなんで人間関係?と思われるかもしれませんが、この本は人間として生きるための指針ではないかと思います。「あとがきに代えて」というところがありますが、この本を出版しての野口先生の思いが書かれています。「
自分で自分の体を正す、自分の体は自分で管理せよと書いたら反発が多かったがそれは自分の体なのに専門家にまかせるものということに慣らされているからでしょう。~中略~自分の感じのなかを確かめ、体の調子を知ることが管理の最初の問題なのだから他人より自分が主役であるべきです。」これこそがこれからの生き方ではないかと思うのです。
なかなかお伝えできませんが興味を持たれた方はぜひ
読んでみてくださいね。
私はヒーリングサロン楽和の中でみなさんの体や心の気づきをサポートしていきたいなと思っています